本の感想:アジャイルサムライ
- 作者: JonathanRasmusson,西村直人,角谷信太郎
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2017/07/14
- メディア: Kindle版
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著者、監訳者、訳者
- 著者
- Jonathan Rasmusson Jonathan Rasmusson (@jrasmusson) | Twitter https://agilewarrior.wordpress.com/
- 監訳者
- 訳者
雑感
- 読んで良かった
- 監訳者あとがきが9ページあり、最初に読みたかった
- え、"かんばん"ってトヨタ発なんだ
- 「ショーケース、イテレーション、ミニふりかえりを1時間。」はやっ
- 進撃の巨人の「何の成果も!!得られませんでした!!」って、良い手だったんだ
疑問、調べたこととか
- アジャイルソフトウェア開発宣言
- 本中で何度も出てくる”マスターセンセイ”の写真は?
- 本中ではサムライの写真が何度もでてくる。誰だろうと読み終わるまで疑問だったが、Google の画像検索で見つかった:平服姿の大君政府の役人 1870年代の「平服姿の大君政府の役人」だそう。
- 訳注の信頼貯金について、監訳者 角谷信太郎氏の2008年の記事:最終回 信頼貯金を増やす:アジャイル開発者の習慣-acts_as_agile|gihyo.jp … 技術評論社
- 開発以外でのアジャイルの話題は?
- チキン・リトル - Wikipedia
- ニーバーの祈り - Wikipedia
- スパイクの語源は?
- プランニングポーカーのやりかた | Ryuzee.com
- コンマ1つの違いが数百万ドルの損害に - BUSINESS LAWYERS
- トヨタ | トヨタ生産方式 | ジャスト・イン・タイムについて
- "全て世はこともなし" “Pippa's Song”と「春の朝(あした)」
- 驚くほどの効果!良いフィードバックに欠かせない6つのポイント | ライフハッカー[日本版]
- アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き
- - プロジェクトファシリテーションTOP
- Agile Japanの最近の話題はなにか?
読んでたときに見たアジャイルの話題
〜日記〜 育児アプリの完成を諦めた話
育児アプリを Swift/iOS で個人で開発していましたが、未完のままお蔵入りすることにしました。リリースできなかった…無念。成仏させるためにその話を書きます。
作ったところまでのスクショ:
作ったところまでの動画:
※アプリ内でこちらの画像を使用しています:エンジニアを褒めるネコのLINEスタンプを作った話。|こばかな|note
コードはこちら: https://github.com/hhyyg/CareButtons/tree/master/CareButtons/CareButtons
構成
- Swift / iOS
- Firebase
- Firestore
- Cloud Functions
- Dynamic Links
なぜ作ろうとしたか
- Swift / iOS を学びたかった
- モチベ維持のため、テーマとしては自分の生活に役に立つものを作りたかった
- 既存の育児アプリに納得できなかった 夫婦で共有できる育児記録アプリ - ぴよログ
- 操作が一部不便だった
- IFTTT のようなイベントトリガーの仕組み・声による操作を、エンジニア以外の世界に普及したかった
(既存アプリの「ぴよログ」に納得できなかった、と書いていますが、これ系のアプリでは一番使いやすく、今も常用しているくらい良いアプリです。最近追加されたPDF出力機能が良かったです。)
なぜ途中でやめたか
「最低限動くものまで仕上げてリリースするボーダーライン」の設定を高くしすぎた
最低限の実装に「異なるアカウント間のデータ共有」を含めてしまったのが間違いでした。「共有リクエスト・承認・権限の設定」の実装のため、FirestoreだけでなくCloud Functions・Dynamic Linksを導入することになり、確保できる時間に対して難易度が上がりました。
個人情報の保有が辛い
写真は扱わなかったものの、個人データをWebサービスとして保持するのは、想像以上に辛く気が進みませんでした。GDPRもあります。ローカルだけに保存すればいいのですが、「アカウント間共有」を目的としていたのでやめました。
さいごに
ということで諦めました。育児系の開発は、"リリースできなかった" という話もよく耳にし、それを聞くたびに「絶対リリースまでいくぞー」と思っていましたが、私も同じ道を辿ることになりました。完全にゴール設定間違えた…。が、この経験のおかげで、次のUnityのアプリはリリースできたのかもしれないと慰めます。