Web API のヘルプページとトレース機能がデフォルトへ
ASP.NET and Web Tools 2012.2 がリリースされました。
ASP.NET Web API では、3つの機能――
1.OData のサポート、2.ヘルプページ生成機能、3.トレース機能
が追加されています。
今回はヘルプページとトレース機能、加えて、
Azure で発行した時にトレース出力を見る方法を書きたいと思います。
(→ 次の記事に書きました。 Web API のトレース機能を Azure で)
デフォルトで追加
ASP.NET and Web Tools 2012.2 をインストール後は、
ヘルプページ生成機能と、トレース機能が
Web API のプロジェクトテンプレートに、デフォルトで追加されるようになりました。
プロジェクト作成後、すぐにデバッグを行うと、
トップページには API リンクが表示され、
生成されたヘルプページに遷移することができます。
トレース機能を試すために、
"api/values" にアクセスしてみます。
すると、出力ウィンドウには、以下の用に
トレース結果が出力されます。
WebApiConfig.cs には、
トレース機能の設定コードがあります。
もちろん、ASP.NET and Web Tools 2012.2 をインストールしなくても、
NuGet から取得することで、既存のプロジェクト追加することができます。
ちなみにその NuGet の方、
ヘルプページ機能 Microsoft.AspNet.WebApi.HelpPage と
トレース機能 Microsoft.AspNet.WebApi.Tracing
はリリース版になっていますが、
ヘルプページ上で起動できるパッケージ WebApiTestClient
は、まだみたいです。
開発者をサポートする機能がかなり強力になっています。