LINQPad で OData のメタデータやデータを確認する
OData のメタデータやデータを確認するのにLINQPad が便利だったので方法を記載します。
C# の Linq を書ける他、該当する URL のクエリオプションも確認でき、Expand や ページネーションに対応しているので、ブラウザで XML や JSON 形式で見る方法と合わせて適材適所で使用しています。
ここでは例として OData 本家サイトでホストされているサンプルデータ(http://services.odata.org/OData/OData.svc/)のメタデータ、データを確認します。
※現在 LINQPad は OData Version 3.0 に対応しており、Version 4.0 には対応していません。
LINQPad について
LINQPad については 今日からはじめる LINQPad を参照しました。
OData への接続
OData のサイト http://www.odata.org/ で提供されている Version 3.0 のサンプル「http://services.odata.org/OData/OData.svc/」です。(ちなみに Version 4.0 は http://services.odata.org/v4/TripPinServiceRW/)
LINQPad を起動し、「Add Connection」をクリック。
「WCF Data Services 5.5 (OData 3)」を選択し「Next」。
URL の欄に「http://services.odata.org/OData/OData.svc/」を入力し、OK。
データの確認
接続すると、左側に Entity の MetaData を確認できます。リレーション先の Entity へはクリックひとつで遷移することができます。
Entity を右クリックからデータを表示できます。
あるいは、Linq を書いて確認。
注意したいのは、右上の「Connection」で URL が選択されているかです。
実行が「Alt + X」と SQL Server Management Studio と一緒なのもうれしいところ。(元ネタがどこか不明だけど)
リレーションデータも一緒に確認したいときは、「Expand」で確認できます。
「Request Log」で、実行される URL を確認できます。OData に慣れない最初は助かります。
「Language」に「C# Statement」を選択すれば、文も記述できます。