Build 2014 - Day 2 Keynote - Microsoft Azure Mobile Services
現在サンフランシスコで開催されている、開発者向けカンファレンス Build 2014。2日目のキーノートでは Azure についての発表がありました。内容はブチザッキさんがまとめていらっしゃいます。
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その中の、Microsoft Azure Mobile Services についての内容を書いておきます。
新しい部分は
- Office 365, OneDrive 等との連携
- Visual Studio との連携を強化
等でしょうか。
Visual Studio との連携部分は、昨日公開された Visual Studio 2013 Update 2 RC をインストールすると試すことができます!
内容
一覧は↓こちらをご覧ください。
ここまでまとめ pic.twitter.com/8kUS1lB1HX
— Sunao Tomita (@harutama) 2014, 4月 3
(Offline Data Sync, Kindle support, Office 365 API integration が気になります。)
こちら↓は概要図。右側のオブジェクトは、”Office 365、OneDrivie、OneNote、Skype、Yammer、Bing、SharePoint”との連携を表しています。
Office365に言及 pic.twitter.com/0w2AamF2IF
— Sunao Tomita (@harutama) 2014, 4月 3
Visual Studio との連携強化
Visual Studio で Mobile Services の操作が行えます。(新機能というよりは、Web Site 等と同じように Visual Studio の連携をサポートした、という感じ。もはや Microsoft Azure と Visual Studio の連携はデフォルトです。)
プロジェクトテンプレート
ASP.NET のプロジェクトテンプレートに、「Windows Azure Mobile Service」が加わります。ここから、Mobile Services の .NET Backend のプロジェクトを作成することができます。
スキャフォールディング
スキャフォールディングに2つ「Custom Controller」「Table Controller」が追加されます。
「Table Controller」はデータの CRUD API を提供する ApiController、「Custom Controller」は カスタムな API を提供するための ApiController のコードを自動生成します。
「Custom Controller」は、ASP.NET Web API の ApiController にほんの少し毛が生えただけです↓。
リモートデバッグ
「サーバーエクスプローラー」に、.NET Backend の Mobile Services が表示されるように。
リモートデバッグもこちらから行えるようになったみたいです。(まだ試してません。)
発行
Web Site と同じように、プロジェクトの右クリックから発行できるようになります。
ちなみに、発行後のヘルプページは基本認証でアクセスできるようになっています。これは、先日のアップデート:Mobile Services .NET Backend Updates -- Mar 29 2014 によるものです。