miso_soup3 Blog

主に ASP.NET 関連について書いています。

〜日記〜 育児アプリの完成を諦めた話

育児アプリを Swift/iOS で個人で開発していましたが、未完のままお蔵入りすることにしました。リリースできなかった…無念。成仏させるためにその話を書きます。

作ったところまでのスクショ:

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作ったところまでの動画:

youtu.be

※アプリ内でこちらの画像を使用しています:エンジニアを褒めるネコのLINEスタンプを作った話。|こばかな|note

コードはこちら: https://github.com/hhyyg/CareButtons/tree/master/CareButtons/CareButtons

構成

  • Swift / iOS
  • Firebase
    • Firestore
    • Cloud Functions
    • Dynamic Links

なぜ作ろうとしたか

  • Swift / iOS を学びたかった
  • モチベ維持のため、テーマとしては自分の生活に役に立つものを作りたかった
  • 既存の育児アプリに納得できなかった 夫婦で共有できる育児記録アプリ - ぴよログ
    • 操作が一部不便だった
    • IFTTT のようなイベントトリガーの仕組み・声による操作を、エンジニア以外の世界に普及したかった

(既存アプリの「ぴよログ」に納得できなかった、と書いていますが、これ系のアプリでは一番使いやすく、今も常用しているくらい良いアプリです。最近追加されたPDF出力機能が良かったです。)

なぜ途中でやめたか

「最低限動くものまで仕上げてリリースするボーダーライン」の設定を高くしすぎた

最低限の実装に「異なるアカウント間のデータ共有」を含めてしまったのが間違いでした。「共有リクエスト・承認・権限の設定」の実装のため、FirestoreだけでなくCloud Functions・Dynamic Linksを導入することになり、確保できる時間に対して難易度が上がりました。

個人情報の保有が辛い

写真は扱わなかったものの、個人データをWebサービスとして保持するのは、想像以上に辛く気が進みませんでした。GDPRもあります。ローカルだけに保存すればいいのですが、「アカウント間共有」を目的としていたのでやめました。

さいごに

ということで諦めました。育児系の開発は、"リリースできなかった" という話もよく耳にし、それを聞くたびに「絶対リリースまでいくぞー」と思っていましたが、私も同じ道を辿ることになりました。完全にゴール設定間違えた…。が、この経験のおかげで、次のUnityのアプリはリリースできたのかもしれないと慰めます。