Hokuriku.NET vol.10 に参加してきました 2
Hokuriku.NET vol.10 セッション2、「エバンジェリスト養成講座 〜北陸マイクロソフトコミュニティ限定版〜」の感想です。
初めてお聞きしたのですが、衝撃的なセッションでした。
印象的だったこと
いくつものプレゼン
こんなプレゼン方法があるよ、と1つ1分程のプレゼンを何種類も実演されていました。
その全てがプレゼンとして完成していて、内容は完璧、一瞬の緩みもなく、聞いている間は体一つ動かせませんでした…。
なにか、1つの手品か落語、小品集を聞いているような気持ちになりました。
プレゼンにどれだけ力をいれる?
「もうすぐ自分が発表する勉強会だ。その準備をしよう…、○日前から準備すればOKかな・・・」
この考えを生まれる前に消し去ってくれたのが、このセッションでした。
様々なテクニックを教えて頂き、”特別な能力ではない、誰れもできる” と仰った西脇さん。
「もっとプレゼン力高めよう、もっと質の高い時間をプレゼントしたい」という、
大きな意識改革がそこにはありました。
でもこれは当たり前とするべきことなんですよね…。
プレゼンは、”伝える” ことであり、そして、 ”誰かと時間を共有する” ものなので。
そこに失礼があってはいけないのはもちろん、誰だって ”良い時間を過ごしたい、提供したい” ものです。
一部の内容のメモです
内容を記載してもいいとのことでしたので、手元のメモを記載します。
- 日本は、”感想” が得意。
- 米国は、”伝える” ということを子供の時から教育。
- 学ぶべきではないコト
- パワポの図の編集方法。
- これを学ぶ!
- どういったものがインパクトを与え、どういったデモが印象を与えるか。
- プレゼンとはなにか
- ”相手に何かを伝える” これ以上でもこれ以下でもない。
- プレゼンの成功 → 伝えられた。
- プレゼンの失敗 → 伝えられなかった。
プレゼンを考える時
- 何を伝えるかを先に決める。
- 伝えたいことに順位をつける。
- ×:時間が足りない時、全体を縮めようとする。
- ○:時間が足りない時、順位の低いものを切り捨てる。
- お客様への謝罪や、トラブルシューティングも、プレゼンの一種。
- お客様へ謝罪する時も、何を伝えたいかを明確にしておき、それを必死で伝える。
プレゼンの種類 のうちをいくつか
- 詳細(ビジー型)
- 細かくて情報が多いスライド、資料。
- 大人数は向かない。(視点誘導ができないため)
- 資料は紙で印刷し、プレゼン者が三つ折にしてみたり、聴者の目の前で紙を指出さしたりして、視線誘導を行なう。
- → 小さい部屋で、視線誘導しながらするもの。
- フラッシュプレゼンテーション
- 次々にページを切り替えること。
- コンパクトに何かだけを伝える。
- このフラッシュをうまくやれば、プレゼンが上手くなる。
- 謝罪の時にやったらだめ。
最近拝見した、やはりお前らのMVCは間違っている のスライドが
まさしくフラッシュプレゼンテーションの特徴と一致していたので、なるほどーと聞いておりました。
人を動かす
- 最初から否定的な人を、話術で動かすことはできない。
- 一般的なプレゼンでは、”関心” → ”協調・同調” まで。
- でも、是非プレゼン力を上げて、 ”関心” → ”協調・同調” → "協力者" まで行って欲しい。
ストーリー
- プレゼンは必ずドラマにする。(もう起承転結は古い??
- 成功ストーリーよりも、ホラーストーリーを。
- 成功したストーリーは、”はいはい、そうですね、素晴らしい会社だもん。”ってなる。
- ホラーストーリーは共感しやすい。
おしまい
セッション中は本当に楽しかったです! 笑いが何度もおきました。
エバンジェリスト養成講座、また機会があったら、絶対に行きたいです。